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プロポリスの含有成分辞典

微細なものも含めると、プロポリスには約300~400種類もの成分が含まれていると言われています。
そんな豊富な成分こそが、プロポリスの幅広い健康・美容効果の背景です。

このページでは、そんなプロポリスの栄養素について詳しく解説しています。

注目の成分

上記したとおり、プロポリスの含有成分は300種類以上にも上ります。
300種の中には微量に含有されている物も数えられている為、プロポリスの成分の中でも特に注目したい栄養素をピックアップしてまとめました。

桂皮酸誘導体 -Cinnamic acid-

経皮酸誘導体は、プロポリスの優れた健康効果の背景になっているとも評価されている栄養素です。

現在も研究が続けられていてその働きのすべてが解明されているわけではありませんが、強力な抗酸化作用などを持っていると考えられています。

経費酸誘導体に分類される具体的な成分としては、以下が挙げられます。

アルテピリンC

アルテピリンCは、ブラジル産のプロポリスにのみ含まれている特有成分。
プロポリスに含まれているメインの桂皮酸誘導体です。

非常に強力な抗酸化作用を持っているため、美容にも健康にも効果を発揮する非常に有用性の高い栄養素として注目されています。

さらに、がん細胞を攻撃する効果も持っていると考えられています。
抗炎症作用を持っているのもポイントです。

p-クマル酸

p-クマル酸は、ケイ皮酸のヒドロキシ誘導体。
やはり、優れた抗酸化作用を持っています。

さらに、発がん性物質として知られているニトロソアミンの生成を抑制する働きがあると考えられています。

胃がんの予防に優れた効果を発揮することが期待されている成分です。

フラボノイド -Flavonoids-

フラボノイドとは、天然に存在する有機化合物群のこと。
ポリフェノールの一種であり、ポリフェノールの中でも特に重要な色素成分類と考えられています。

野菜や果物などにも含まれていますが、プロポリスを活用すれば、より効率良く摂取することができます。

また、一口にフラボノイドと言っても、その働きは成分によって様々です。
具体的には、プロポリスには以下のようなフラボノイドが含有されています。

ケンフェライド

ケンフェライドは、抗アレルギー作用を持つフラボノイド。
ケンフェライドを豊富に含むのはブラジル産のプロポリスです。

特に、花粉症などの予防に有効であると考えられています。
鼻づまりなどの原因となるロイコトリエンの放出を抑える効果を持っているのが特徴です。

ケンフェロール

ケンフェロールは、ダイエットに役立つ効果を持つとして評価されている栄養素。
ミトコンドリアの機能を高めて、細胞内で脂肪の燃焼を活性化するのが特徴です。

肥満を予防・改善したい方にとっては理想的な栄養素の一つと言えるでしょう。

また、免疫力を高める働きがあるのもポイントです。
それによって、風邪やインフルエンザなどの予防に優れた効果を発揮することが期待されています。

ピノセンブリン

ピノセンブリンは、抗炎症作用を持つフラボノイドです。
さらに、ピロリ菌の増殖を抑える「抗ピロリ菌作用」も期待されています。

ピロリ菌に感染すると必ず潰瘍や胃癌が発症するという訳ではありませんが、感染した場合、殆どのケースで胃炎が生じます。
除菌しない限り、ピロリ菌は胃の中に棲み続けると言われており、放置すると慢性的な炎症が続き、様々な不調の原因となってしまいます。

そんなピロリ菌を効率良く除菌したいケースで、ピノセンブリンが役立ちます。

ナリンゲニン

ナリンゲニンは、様々な作用を持つフラボノイドです。

代表的な作用として挙げられるのは、抗酸化作用
さらに、抗炎症作用を持っている栄養素としても知られています。
また、炭水化物の代謝を促進する働きもポイントです。

クリシン

わずかですが、クリシンというフラボノイドも含有されています。
クリシンには抗炎症作用が期待されています。

さらに、抗不安作用を持っているとも考えられている栄養素です。

カフェオイルキナ酸類 -Caffeoylquinic acid-

カフェオイルキナ酸類は、クロロゲン酸の一種です。
コーヒーに含まれる栄養素として知られていますが、プロポリスにも、このカフェオイルキナ酸類が含有されています。

この成分の効果の中でも特に注目したいのが、アルツハイマー病を予防する働きです。
カフェオイルキナ酸には、神経細胞を保護する働きがあると考えられています。
特に、アミロイドβによる神経細胞死から細胞を保護するのが特徴です。

また、プロテオミクスによって、PKG1というタンパク質の発現増加を誘導する働きも確認されています。
PKG1は、細胞毒や低酸素から神経細胞を保護するタンパク質です。
これによって、パーキンソン病などの予防に効果を発揮します。

※プロテオミクスとは
細胞や組織に存在する遺伝子の発現情報をタンパク質レベルで解析する方法

テルペノイド -Terpenoids-

プロポリスには、テルペノイド類も含有されています。
具体的には、ネロリドールという成分が含有されているのが特徴です。

ネロリドールはセスキテルペンの一種で、フレグランスの原料にもなる成分として知られています。
花や木をイメージさせる香りを持っているのが特徴です。

この成分は、優れたリラックス効果を持っているのが特徴。
天然の精神安定剤とも呼ばれています。

若干のエストロゲン様作用を持っているのもポイントです。
エストロゲン様作用とリラックス効果の両方を得ることができるため、PMS(月経前症候群)や更年期障害などによるイライラや不安感の解消に優れた効果を期待することができます。

基本の成分

日常生活で摂取することができるものの、不足しがちになる栄養素も含有されています。

ビタミン類やミネラル類などがバランス良く含まれているのが特徴です。

ミネラル類 -Mineral-

プロポリスには、ミネラル類もたっぷり!
生命活動に欠かすことのできないミネラルをバランス良くしっかりと摂ることができるのは大きなメリットです。

具体的には、以下の成分が含まれています。

  • カルシウム

  • カリウム

  • ナトリウム

  • リン

  • 亜鉛



  • マンガン

ビタミン類 -Vitamin-

ビタミン類がバランス良く含まれているのも、プロポリスの魅力の一つです。
具体的には、以下が含有されています。

ビタミンB群

ビタミン類の中でも「ビタミンB群」をバランス良く含むのが、プロポリスの特徴。
ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6などが含まれています。

さらに、パントテン酸やビオチン、ナイアシン、コリン、イノシトールなどが含有されているのもポイントです。

ビタミンK1

ビタミンK1は、フィロキノンとも呼ばれる栄養素です。
植物が光合成をするために合成する栄養素です。
ファイトメナジオンと呼ばれることもあります。

抗酸化作用を持つビタミン

抗酸化作用を持つビタミンを豊富に含むのもプロポリスの魅力。
抗酸化作用は健康にも美容にも役立つ働きです。

いつまでも若々しくイキイキと過ごしていたい中高年世代の方は、抗酸化作用を持つ成分を積極的に摂取したいところ。

抗酸化作用を持つビタミンとしては、具体的には、以下が挙げられます。

  • ビタミンA

  • ビタミンE

  • α-カロテン

  • β-カロテン
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